平成23年7月26日(火) 晴れ
ある経営者と話をしていて感じたことあります。
営業(の現場)に元気がない、ハングリーでないと・・と言うのですが、
分かったようで分かりにくいものです。
今の営業マンは、発想が貧弱で直線的になっていて
特定の商品(モノ)を売ることしか頭になく
売れない⇒価格競争⇒赤字のスパイラルになってしまってると。
商品そのもの(=『モノ』)を売るのでなく
商品で解決できる、商品を使って展開できる『コト』を売る発想が
全く出来ていないんだと。
だから、営業の『ノリ』がよくない、悪いんですね。
ITの浸透でサッパリした、スマートな営業のスタイルになっているのでは・・・
本来のベタベタなアナログ感覚がなくなっているのかもしれません。
基本に返って、『御用聞き営業』が大事な気がします。
一時、御用聞きのムダが言われていましたが、
お客様と会って、顔を見て、声を聞いて・・・・が基本のはず。
お客様と会って話をしている中で何かのヒントが見つかるもの。
特段用もないのにお客さんのところに入っていけるぐらいの
『ノリ』のよさがあるということは、お客さんとの密着度が高いということ。
お客さんとの信頼関係がしっかり出来ていることの裏返しとも言えます。
自ずと話の展開も広がっていく可能性が高くなります。
『ノリ』よく御用聞きができるかどうかのタフさがポイントかもしれません。
それと、やはり『可愛がられる』ということが重要ではないかと思います。
『ノリ』がいい⇒可愛がられる⇒もっと『ノリ』がよくなる・・・・
このスパイラルに乗れると面白い展開が期待できるのでしょう。