平成23年7月15日(金) 晴れ
『仕事が忙しい』ということを言ったことのある方は多いと思います。
実際、サービス残業、過労死、メンタルヘルスといった言葉からも想像がつきます。
職業柄、企業の間接部門(特に経理)の方と接する機会が多いのですが状況は同じです。
ところが、色々と話を伺ったりしていて違和感を感じることがあります。
『しないといけない仕事はいくらでもある』、『やろうと思えばいくらでも仕事がある』・・・
気持ちは理解できるのですが、何か変です。
そもそも、ここで言ってる仕事には、『お客様』の視点がないんです。
確かに営業取引の結果として生じた処理業務に忙殺されている場合も多いでしょうが、
何のための作業をしているのかがよく分かっていない場合も多いように思います。
一般的に間接部門は成果が見えにくいだけに
担当者が自分で“仕事”をつくってしまっているケースが往々にしてあります。
何かしていて忙しいんですが、実はやらなくてもいいコトだったりして・・・・。
断・捨・離ブームですが、仕事、いや業務の断・捨・離が重要かもしれません。
『働く』とは、ハタ(=周り)を楽にすることだ、と教えられたことがあります。
ハタを楽にしていないことは、仕事でなく作業であり自己満足です。
今やっている仕事が、ハタを楽にしているのかを考えることが大事ですね。
ちょっとでも自分も楽が出来るように考えることも必要でしょう。
マンネリと自己満足が一番コワイです。