平成23年5月23日(月) 雨
東京電力の決算は予想通りの大損失計上でしたが、
当然のこととして、継続性に関する注記が付いています。
『継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる』というもの。
原発事故による損害賠償の支払に関する見通しが不透明なため
現時点では債務超過ではないものの、この先の国の対応も含めて
将来的な企業の継続性は、?????としか言いようがないでしょう。
かつての優良株が今は株価334円(終値)。
社会的な重要なインフラ企業であることと超安定株であったことから、
上場廃止には出来ないとなってますが、そうなんでしょうかねえ??
株式市場の本来の姿は、企業の将来性価値に対する投資活動の場であるはず。
社会的なインフラを維持する方法とそれを担う企業の存廃は別ではないかと・・・。
これからの東電はインフラ維持と損害賠償支払い会社にすぎなにと思いますが。
それにしても、被災者の方々への一刻も早い生活の安定、健康管理が望まれます。