平成23年5月17日(火) 晴れ



決算の関係で会社に御邪魔することが多いんですが、

上場会社やそれなりの会社と未公開の中小企業とで根本的な差は

書類整理の状況ですね。



派遣業でもファイリング業務が上げられているように、

書類の整理、ファイリングは会社のノウハウなんです。

経理業務では特に書類関係が多くすぐにゴチャゴチャになってしまいます。



そのときはアタマで分かっているのですが、時間が経つと・・・・・・

また、他の人が何かを確認しようとしても全く分からない状態ってことに。

この当たりが上場会社クラスになるとキレイに整理されているのには驚きです。



会計の世界では、監査も含めて考えます。

担当者が作成するだけではなく、第三者のチェックを前提に考えることが大事です。

第三者が分かるように整理しておくことで、担当者がいなくても業務が可能な環境が整います。



その意味で、ファイリング業務は企業の成長のバロメーターになります。

まずは、日常業務に関する記録が残っているか。

次に、誰でもが見て分かるように、きちんとファイリング出来ているか。



この当たりが大きな壁のような気がします。

断・捨・離のエッセンスがここにもあるように思います。

整理、整頓、清掃、清潔、しつけ、5Sはビジネスの基本です。