平成23年3月30日(水) 晴れ




昨日の新聞に原発事故対応に追われている作業員の状況が書かれていました。

朝から夕方まで真っ暗な原子炉建屋内での作業は、放射能被爆を防ぐための装備で

体力的にも精神的にも厳しい状況が強いられているようです。



それにも増して、辛いであろうことは作業後の状況です。

食事は1日2回、水1.5ℓで、放射能汚染を避けるためできるだけ空気に触れないようにと

昼食は抜き、朝食はビスケットと野菜ジュース、夜は御湯で戻す米に缶詰だけとか。



待機場所は放射能を遮断する鉛の入ったシートを敷いた部屋で、

10人ほどが雑魚寝で過ごすようです。

当然、喚起の問題もあって火が使えないので寄り添って暖をとるのみ。



1週間の交代制とのことですが、精神的に参るでしょうね。

夜の報告会のあと、『頑張ろう!』と一本締めで気合を入れているとか。

『自分たちしかいない』との思いが支えとなっている情景が伺われます。



日本国民が、いや世界中の人々が一日も早い事態の収拾を願っています。

事故の復旧には、使命感を持って遂行するしかないのでしょうが

現場の作業員の方々の健康面も気になるところです。



よろしくお願いします!