平成23年3月26日(土) 晴れ



今日はゆっくりと朝のテレビを見ていました。

やはり、地震被害と原発事故の話題が中心ですが、

情報の公開がちゃんとできていないとのコメントが気になります。



企業会計の世界では、投資家保護の流れから

タイムリーディスクロージャーが厳しく求められています。

会計情報は当然のこと、非会計上であっても企業経営上のリスクとして早期開示が求められています。



今回の原発事故の情報に関して、国内と海外とで取り扱いが違いすぎるように思いますね。

原発の損壊状況の把握では、初期にアメリカの無人飛行機が使われ、

その映像は当然、日本政府に提供されているはず。



支援体制のアメリカ軍の対応は素早く、放射能漏れの影響圏外へ移動しています。

一方、日本国内では、20~30km圏内での「自主避難」を求めている程度。

しかしながら、東京など各地で放射性物質が検出され影響が拡がっています。


加藤 弘之のブログ-2011032618480000.jpg


どうも、大本営発表・・・ではないですが、

マイナス影響のディスクロジャーがなされていないのでは??。

混乱回避を考えてのことかもしれませんが、正確な情報の開示がまず必要だと感じます。



放射能の影響は何十年もしてから表われてくるようですし、

原爆の影響を唯一知っている日本にしては、あまりにもお粗末な対応と感じてしまいます。

尖閣諸島でのビデオ流出にも通じる隠す対応があるようで気になります。



ツィッターでは、

『枝野引っ込め、石原黙れ、管起きろ』と流れているとか。

リーダーシップの大事さを考えさせられる日が続いています。