平成23年3月10日(木) 晴れ




株式会社エーワン精密の創業者である梅原勝彦氏本です。

以前、何かのテレビ番組で見た記憶があって

気になっていました。


加藤 弘之のブログ-2011031020110000.jpg


平成15年3月に店頭登録(現在のジャスダック上場)した企業ですが

規模は売上高15~20億円ぐらいではなかったかと。

決して大きい会社ではないですが、しっかり儲かっている会社です。



直近の平成22年6月期で、売上15.2億円、経常利益3.4億円

本の表題にもあるとおり、上場会社だといえ

いまだに町工場であることに変わりありませんと。



でも、利益率は高いですね。

経常利益率で22%ですから(粗利益率じゃないですよ)。

従業員100人ほどで、経理は2人の女性社員がやってるとは驚きです。



『どうしたらそんなに利益が出せるんですか?』と、よく聞かれるようですが、

答えは至ってシンプルで、

『当たり前』のことを、『当たり前』にやれば、必ず利益は出る。



『当たり前のこと』とは、

『品質のいい製品』を、『どこよりも早く』、『適正価格で製造・販売する』ということ。

この3つ基本を忠実に守ってさえすえば、利益がでないはずがないと。



そして経営者は利益にこだわれとも。

だから、数字に無頓着な社長は失格であり、

社長が会社の現状を数字で客観的かつ正確に把握しておくことが大事だと。



新規ビジネスを成功させる3つのポイントを挙げています。

1、世の中から必要とされているか

2、確実に利益が出せるか

3、トップを取れるか     



弱者の戦略としてよく言われることですが、

トップが取れる商売(NO.1戦略)でないとダメだ!

ということのようです。