平成22年12月19日(日) 晴れ




情熱大陸で紹介された落語家、柳家三三(やなぎや さんざ)さん。

普段から落語はあまり見ないので知らなかったのですが、

柳家小三治さんの弟子で超売れっ子なんだとか。

http://www.mbs.jp/jounetsu/2010/12_19.shtml



1年の公演回数が600回というからすごいです。

単純計算で、月50回(毎日1.6回)ですからね。

それだけこなすネタが頭に入っているってことでしょうから。



落語は古典もあってストーリー、登場人物、情景をしっかり理解していないと

聞いているほうはアタマに思い描けなくなり、面白みがでません。

話だけでお客さんのアタマの中にイマジネーションを沸き起させる術は大したものです。



師匠との関係も一種独特な雰囲気ですね。

楽屋では、言葉を交わすことも無く、緊張感があります。

師匠の心配しながらも突き放した接し方が師弟関係の重さを伝えていました。


売れっ子になったからといって日常の過ごし方が変わるわけではなく、

淡々と日々の劇場をこなしていき、師匠とは緊張感をもって接していく様子に

芸を極める人の厳しさを見ました。