平成22年11月15日(月) くもり



今日は平成22年公認会計士試験の合格発表日でした。

最終合格者数は2,041人(昨年は2,229人)

合格率は8.0%(昨年は10.5%)だったようです。



このところ会計士を増やす方向で動いていましたが、

今年はやや減少になったようです。

実際、合格しても監査法人に入れない人が結構いるようですし・・・・。



J-SOXブームで人員不足を叫んでいた監査法人も

今では余剰人員の整理に頭を痛めている様子

IFRSへの対応もありますが、それでも過剰だとか。



公認会計士としての専門分野は監査ですから

合格した以上、しっかりと監査の経験を積む必要があると思いますが、

現状では就職も難しいんでしょうね。



最近は、監査対象となる上場企業自体がM&Aや非公開化で減少しています。

そして、IPO(新規株式公開)も低迷してますから

監査法人の生き残りも厳しいと思いますね。



合格された皆さんにとっては厳しい状況でしょうが

必ず活路はあります。

会計人として世の中に貢献していける道を探していきましょう。