平成22年10月22日(金)くもり
木、金曜日は名古屋出張でした。
食事を済ませて、大阪に着いたら21時過ぎ。ちょうど乗換駅に向かう途中で見上げた先に
薄曇りのなかの満月?(実は1日前でした)。
最近、クライアント先で、労務問題がよく話題になります。
労働基準局の調査が入るケースは、ほとんどが通報によることのようです。
調査になるとほとんどの場合、残業代が問題となり、多額の修正となっています。
中小企業にとっては頭の痛い問題となります。
残業代を払わないということではないでしょうが、
きっちりとした時間管理ができない状況でしょうから・・・。
一般的に弱者である中小企業の共通の武器は『時間』です。
投入時間で勝負することが一つの戦略でもあります。
そして、もう一つの重要な武器が人ですが、人材は人財にも人罪にもなります。
コンプライアンスを守ることは会社経営の大前提です。
そのうえで、一体感が図れる組織づくりができれば強力な体制となります。
個人の自己実現が会社という舞台で高められることが最高なのでしょう。
『残業』という概念が、労使間での単なる時間の売り買い的な発想とならない、
前向きな思想につながる組織づくりが大切に思います。
大事なことは、しっかりとコミュニケーションがとれていることではないでしょうか。
会社としてのビジョン、理念が共有されていることが重要ですね。
その意味では、個人情報の保護は大事でしょうが、中小企業では家族的経営といわれるように、
特に経営者が社員の家族についてもちゃんと理解しておくことが大事な気がします。