平成22年9月13日(月)
商談の過程で見積もり金額の提示は不可欠ですが、
これが結構難しいです。
『欲しい金額』と『受け入れられる金額』をどう調整するかです。
よほどの独占企業でにかぎり、価格の決定はお客様サイドにあります。
価格、品質、その他のサービスについては、お客様の選別対象ですね。
仕事は欲しいけど価格が合わないといったことはよく聞かれることです。
J-SOX、内部統制評価制度が導入されたことで、
取引において、相見積りが浸透しています。
弱者にとって価格競争は避けなければならないものですが・・・・。
品質のウエイトが高いビジネスでは、金額に関係なく一定レベルの品質が求められます。
するべき内容が同じなので、受注金額の影響は大きいです。
また、結果によっては今後の信用力にも影響しますから怖いです。
競争の激しい税理士業界では、顧問契約の金額によって関与時間が制限されているところもあるとか。
とは言っても、設定どおり機械的に対応できないところがほとんどでしょう。
そのしわ寄せは、担当者の負担となっているのが実情のようです。
やはり、お客様から求めて、買いに来てくれる状況になることが一番です。
結局は、小さなことからコツコツと。
商いは牛のよだれ、細く、長く、切れないよう、にですね。