平成22年8月20日(金) 晴れ




今日はある会社の新規事業の説明会を聞く機会がありました。

理念とプロジェクトの目指すところの説明があったのですが、

キレイなんです、だから分かるんだけど・・・って感じなんですよね。



プレゼンターは当然に想いがあってのことなんでしょうが、

正直、プロジェクトの実行で、その想い、理念が実現できるかというと????

確かに、プロジェクトの実行によって、別の意味で有効なものが出来るとは思うんですが。



ここがポイントなんですよ。

『腹に落ちる』って感覚が大事だと思います。

プレゼンターの方は、ホントに腹に落ちてるんでしょうかね。



私どもの事業(会計リスクコンサルティング)も、

会計士として『経営の磨きと承継』をテーマとした業務を通じて

世の中に力を尽くしていきたい、との想いからスタートしています。



しかし、いつも悩んでいることが、

会計コンサルティングによって、人を幸せできるのか!?ということです。

頭で理解できているつもりですが、やはりまだ『腹に落ちていない』ような気がします。



自分自身の腹に落ちていないことが、人に伝わるはずがないです。

この何かがまだ、しっかりと掴めていないんですよ。

ここが事業の成長の障害かもしれません。



想いの(ロジックの)流れが何かの石に引っかかっています。

だから、流れはするけどスムーズでないんですよね。

パワーの一部が逃げてしまっている状態です。



『腹に落ちる』とは、まさに感覚的ものであるため、理屈ではありません。

だから自然な状態でないとダメなんですが、頭が邪魔するんでよね。

松下幸之助氏が『商売、経営は簡単なこと』といったのは、このポイントなんでしょう。



『腹に落とす』には、と考えることがそもそも理屈になってしまいます(笑い)。

全く難儀なことですよ。

とにかく、暑さに負けず動いていく(検証する)ことでしょうか。