平成22年7月3日(土) 雨&くもり
映画『孤高のメス』を観ました。http://www.kokouno-mes.com/
思えば、昔から医者モノが好きですね。
ベン・ケーシー(古いですが)に始まって、ブラックジャック、救命医療・・・
外科医はその技術で人命を救うという明快さがいいです。
『医師の使命は目の前の命を救うこと』
単純だけどすごく重たいことですね。
使命感が如何に大事なものかということでしょう。
人命に関わる医者などは分かりやすいのですが、一般のビジネスの場合でも同じだと思います。
使命感がはっきりしていないと方針・決定がぶれてしまいます。
株式会社は『投資とリターン』を実現する仕組みですが、
利益のみを考えた行動はもはや通用しないでしょう。
企業の社会的な存在意義を明確にしていくことが求められています。
J-SOXで始まった内部統制ショックですが、
本来の内部統制は『マネジメントの仕組みそのもの』だということを改めて考えると、
企業が社会から評価され持続的成長を図る取り組みであることに気づきます。
使命感で仕事をする人に影響を受けた人たちが増えていくことで、
一体感ができ、強力な組織が出来上がっていくのではないでしょうか。
そもそも信念というものは、極めてシンプルで基本的なもののはずです。
では、自分の使命感は何?
自社の存在意義は何だろうか?
目の前のお客さんとしっかり向き合っているか?・・・・・・
映画を観ながらそんなことをふと思っていました。