平成22年5月21日(金) 晴れ
定年を迎えられた方とお会いすることがよくあります。
以前に仕事の関係でお世話になっていました関係によることが多いですね。
最近は60歳代といいましても皆さん御元気ですから、ある意味引退はもったいない感じもします。
その辺の事情もあって、高齢者等の雇用の安定等に関する法律が施行され、
定年の引上げや廃止、継続雇用制度の導入といった措置がおこなわれています。
その昔、55歳で定年であったことを思うと10歳以上は伸びたことになります。
この方たちの経験と知恵を如何に次の世代へ伝えていくかが大きな課題と思われます。
中堅企業やベンチャー企業などで活用の余地が大いにありそうにも思われます。
いわゆる引退組の方々は金融資産のみならず(笑い)貴重なノウハウの保有者層ですからね。
一方で、定年後の日常を熱く語る方が少ないような気がしますね。
健康のために日々行っていることや病院での検査の話だったり、昔の仕事の話だったり・・・
新たなチャレンジの話をお聞きすることは少ないですね。
仕事一筋で頑張ってこられた団塊世代以前の方々にとっては
仕事を離れるとやることが見つからないのかもしれません。
特に男性は肩書きや名刺が無くなったときは弱い感じがしますね(女性は強いですが 笑い)。
一般的に、現在の引退組の方々は年金・退職金等もあって生活には困らないとお聞きします。
あとは『出かけて行く場所』が提供できれば、引退層の方々の貴重なノウハウを活かすことができます。
『ご意見番』的な役割で社会との接点を持てる仕組みを考えたいものです。