平成22年5月15日(土) 晴れ
1972(昭和47)年5月15日午前0時をもって
沖縄の施政権がアメリカから日本に返還されて沖縄県が誕生しました。
終戦から27年後のことで、今年で返還されて38年となります。
このところ鳩山政権での普天間基地問題の迷走が報道されていますが、
今日の沖縄返還記念日についての報道がないのにちょっと違和感があります。
戦後65年ともなると、復興経緯についての認識も希薄になってきているような気もします。
『本土並み返還の実現』と『日米安保における日本の役割』は情と理の問題ではないかとも。
戦争中の沖縄県での悲惨な状況をもしっかりと理解していく必要があります。
また、権利と義務は不可分一体のものであることも認識しておかないといけません。
5・15事件ではないですが
『話せばわかる』が必ずしも有効ではないことも・・・・。
『問答無用』はよくないにしても、大所高所からの提言、議論が必要なのでしょう。
その意味では、政権交代がいいタイミングであることは事実であろうと思います。
観光として沖縄を訪れる人は多いですが、
日本の国益として日本国土の沖縄を考えていきたいと思います。