平成22年3月5日(金) 晴れ
ビジネスの取引においては、どんな提案ができるかが大きな評価ポイントですね。
当社が買い手となる立場の場合、相手に対して「しっかり提案してこいよ」と思いますから、
当社が売り手の場合は、当然、相手も同じことを思っていることでしょう。
この点、継続的なお付き合いとなってしまっている相手先に対して疎かになりがちです。
今日もお客さんとの話にあったんですが、取引2銀行間で追加取引先を決める際に
ポイントとなったのは普段からの提案力の差だったとか。
両行とも継続取引があって、ともにちょくちょく会社に顔を出していたようなんですが、
一方の銀行のほうが色々とよく提案をしていたそうなんですね。
それを聞いて、ハッとしましたね。
ついつい馴れの訪問となってしまっていました(反省)。
GIVE&GIVE&GIVE・・・・
新規開拓の時には、当然意識していてることですが・・・・
また、別の会社で聞いた話も思い出しました。
ある証券会社の営業マン(前任者とその後任者)の話なんですが、
二人とも会社にちょくちょく顔を出して社長さんとも親しかったようなんですが、
前任者は雑談だけして帰るタイプで、後任者は訪問の都度お買い得株を勧めるタイプ。
その社長曰く、「前任者は何も言わなかったから飲み食いしただけの間柄だったが、
後任の人は、色々面白い株の情報を持ってくるのでつい買ってしもうてたわ」と笑っていました。。
さすがに社長も損をしていたら笑っていられなかったでしょうが、
ビジネスとしての付き合いができていたのは後任の人だったようです。
訪問の度にお得情報を与えていく意識は大したものです。
いい提案するには、常に対象会社のことを意識していないといけません。
変化のないところに成長はありません。
現状維持はマイナス、常に変化を起していく姿勢が大事です。
お客様は、常にこちらの姿勢しっかりと見ていますね。