平成21年12月4日(金)晴れ
あるセミナーで元財務大臣の塩川正十郎氏の講演を聴きました。
大正10年生まれとのことですから、89歳ですよ(ビックリ)。
声もしっかりで、話しぶりも以前と変わらず御元気な様子
関西生まれであることから、関西を元気にしたい
との思いを熱く語られていましたが、
その中で、関西人の公共心、協働心のなさを嘆いておられました。
関西空港の開設には、物流拠点構想が前提にあったはずが
地元の地価高騰を狙って(なんと坪単価200万円)の土地の売り惜しみから
物流基地構想は頓挫し、いまも予定地にはぺんぺん草しか・・・・
関東のつくば研究所が活況なのに比べ
関西の田辺学術研究所の惨憺たる状況はどうでしょう。
関西の大学は個々独立で動いて協力関係が全くないとは・・・
関西を良くするには、我欲を捨て公共心、協力心が不可欠
かつて琵琶湖開発では京都、大阪、神戸が協力して事業を進めたもの
今一度、協力関係で関西を再開発していかないと。
やはり政治に携わってこられた方の話は視点が大きくて納得でした。
会社関係でも同じですね、大きな視点でウィンーウィンの構想が大事
要は協働による新しい関係が描けるかどうかではないかと。