平成21年11月16日(月) くもり



本日は商工会議所主催の『決算書の見方・読み方講座』でした。

本講座はこの10年ぐらいの間、毎年継続して支部で開催しています。

いわば、私のライフワークみたいなものとなっています。



お陰様で毎年好評のようです。

しかし、なぜ興味があるのか?どこに興味があるのか?

ふと考えると、よく分かっていません。



確かに書店でも結構、決算書に関する本を見かけますね。

「決算書の見方」に関するニーズは高いということでしょう。

でも、なぜなのか???



ビジネスの三種の神器は、「英語、パソコン、会計」といわれています。

その意味で、会計、決算書の見方に一般的なニーズがあるのでしょうか。

とすると、ちょうど英会話みたいなものかもしれません。



実際に日常的に英会話が必要な人がどれだけいるかです。

同様に経理の方以外で、一般に決算書を活用する方がどれだけいるかです。

要は、一般教養としてのニーズなんでしょうかね。



今回、改めて考えてみました。



一般的に、ほとんどの人は会社に勤めています。

そして会社は利益を追求する組織体であります。

(そもそも、このことが理解されていないかもしれませんが・・・)



よって会社に勤めている人は、その内容を理解しておく必要があるはず。

そのための方法の一つが決算書、会計なのではないかと。

とすると、講義での切り口を変えなくてはいけないですね。



英会話の講座と同様に

日常生活に関連性のある内容からの説明が必要なのかもしれません。

経営者向け、従業員向け、管理者向けなどの対象者別の説明も要ります。



決算書、会計に関するセミナーはこのようなものといった固定観念でなく、

マーケット・インの発想からの新たな取り組みが必要ではないかと。

う~~ん、試練ですね。やはり精進精進です、次回乞うご期待あれ。