アルコイリス・スペイン遠征!
先日アルコイリスというクラブが7人制サッカーでスペイン遠征にきました。
12歳の子供達が初の海外遠征で、スペインの強豪ラージョバジェカーノと、トレド、オデロットと対戦しました。
初日はレアルマドリッドの試合を観戦したり、月曜日からは元レアルマドリッドの選手(ジュニアユースから1部トップ昇格を果たす)ナチョのクリニックを受けました。
日本でやるナチョクリニックよりも雰囲気が違い、現代サッカーにおいてどこのクラブも必ずと言って良いほど練習に取り入れているロンド(鳥かご)からポゼッション練習など、基本的な事をトレーニングしました。
日本で当たり前のようにやる練習でも、注意点一つ与えるだけで見違える程違う練習となります。
目新しい事をやるのではなく、基本練習の主旨をしっかりと皆が理解し集中して行う大切さを学びました。
わずか2日間のクリニックでしたが、多くの事を吸収できたかと思います。
26日月曜日の午後は、メインのラージョバジェカーノとの試合です。
トップは1部で中堅ですが、ユース以下のカンテラが強く、国内でも屈指の強豪クラブです。
さて、交代要員も無くギリギリの人数で苦戦を予想しましたが、予想をはるかに上回る健闘で引き分けに持ち込みました。
27日トレド、28日オデロット戦でもギリギリの人数の連戦でありながら圧勝しました
やはりこの年代の日本サッカーはかなりレベルが高い事が分かりました。
スペインのサッカー指導はユース年代前後を着地点とする指導方法で、自由でかなり緩やかな指導であり、一方日本の指導は小学生年代から高度な指導を取り入れ、子供達の吸収力も高いのでこうした力の差が生じると思います。
この勝利から多くの事を学びとって、今後のスキルアップに繋げて欲しいですね!
今回は公共交通機関を使って移動するなど、社会見学も兼ねてかなり刺激ある非常に貴重な体験だったと思います。
代表の丹下コーチ始め、保護者の方の理解があってこその遠征であり、海外に試合しに来て単に勝ち負けの結果だけではなしに、異文化体験という子供達にとって忘れ難い良い体験学習が人間として内面を大きく成長させ、結果的に優秀なサッカー選手を育てます。
この遠征に携わって頂いた関係者の方々に感謝致します。