筑波の挑戦 2 | スペイン・サッカー珍道中

筑波の挑戦 2

筑波での中学年の練習は、主にウオーミングアップ後に、スピード系のトレーニングを行いました。

意識を変えるだけでこんなにも違う練習になるのか!?と驚きでした!?


距離でいえば10メートルの間にコーンや、マーカーを置いて、ジャンプしたり、ジグザグにステップしたりして、5メートルダッシュというどこでもやっているトレーニングです。

これもレアルはじめスペインのクラブや日本など、どこも取り入れている別に珍しくないトレーニングなのですが、日本と違うのが質です。

25人を5人5組に別けて5カ所でそれぞれ違うアジリティトレーニングを行います。

それぞれの箇所で約1~2分間行いますが、日本の場合その2分間とにかく手を抜かずに連続してやる傾向がありますが、欧米では1本1本を各本人の体調に合わせ集中して行う方法を取ります。

自分の番が来てすぐに始めるのではなく、一旦立ち止まって深呼吸して呼吸を整え全神経を足や体の筋肉に集中してから100%で行い最後はダッシュする。

そして戻りはゆっくりジョグしたり、歩いたりしながら呼吸を整える。

このように、2分間を連続して70%でやり続けるトレーニングなのか、1本1本を100%でやるトレーニングなのかを最初に子供達に伝える必要があります。

日本人の美学として決められた時間を全力でやり続けるのと、ヨーロッパの数回だけでいいから1本1本とにかく100%以上でやるのか。。

僕は日本の美学を守りつつ、1本1本100%やれる気がする。

それだけ日本のサムライスピリッツは強靭だと思うから。グー





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