スペイン遠征 | スペイン・サッカー珍道中

スペイン遠征

僕は岐阜県出身で、生まれも育ちも岐阜です。


日本の中心に位置しながら本当に地味な県でして、サッカーも、フットサルも、野球も、ラグビー、バレーも、観光にしてもパッとしないどちらかというと全国的な認知度は低いと思います。


実は岐阜は関ヶ原の天下分け目の戦いなど、昔から重要な拠点とされてきました。


だから一つくらいは全国的に名が知られるような事をしたいと、僕が一番恩恵を受けてきた岐阜のサッカー・フットサルの貢献に何かできる事はないかと思っています。


今日はその岐阜のサッカーを代表する「ジュベン」というクラブチームがスペイン遠征にくることになりました。


下は小学6年生から、中学2年生の15名です。


ジュベンの代表森島氏は高校時代お世話になった村橋氏からの繋がりで、数年前から色々とお世話になっておりました。


実は今回のスペイン遠征は2回目で、フットサルも合わせると、3回目となります。


この森島氏の考え方が僕は凄く好きで、他のクラブでは考えられない遠征にしようと企画がありました。


それはただ強豪クラブと試合をやって結果だけを知って帰るのではなく、空港からホテルまでの移動や、試合会場まで公共交通機関を利用して移動し、宿泊は対戦クラブにホームスティするなど今までにないサバイバルプラントもとれる遠征です。


言葉が分からない世界で勿論全てが上手く順調に行くとは限らないので、そこをいかに自分の力で創意工夫して乗り越えていくかという主旨です。


そして26日の夜12時、早速15名の少年達がマドリッド空港から約1時間かけて地下鉄でホテルに移動しました。


切符の買い方から、改札を通るだけでも15分くらいの時間がかかりました。


指示されるまで黙って待っている子、自分の前を通っていくスペイン人の真似をして改札を通過していく子などここからサバイバルが始まっているのです。


そして地下鉄に乗って自分でボタンを押して扉を開け、自分達が降りる駅では自分の手で扉を開けなければいけないなどの文化の違いにすでに驚きの連続でした。


ホテルにようやく着いたのが2時過ぎで、初めての経験に興奮してすぐに寝れなかった子もいました。


初日から大変な経験をしたと思いました。



つづく・・・