100年構想 | スペイン・サッカー珍道中

100年構想

現在スペインはあちらこちらに人工芝のグランドがあります。


小さな村から大きな町まで、至る所に当たり前のようにあるので、逆に土のグランドを探すほうが難しいかもしれません。


Jリーグが謳っている100年構想「全国芝生普及」が、スペインでは10数年後には完了しつつあります。


スペインの100年構想は楽してお金を儲ける事でしょう。


この歴然とした環境の差を埋めなければ、日本が世界の舞台で活躍するのは難しいでしょうね。


ちなみに今住んでいるところには、2つの人工芝のグランドがあり、本当は申請しなければいけなく有料なのですが、地元の人は皆無断で利用しています。


管理人はそれを見ても何も言わず、黙々と掃除している・・・


先日も普通に破れている金網から侵入して、フルコート使っていたけれど何も言わず・・・


一体何を管理しているのか分からないけれど、僕はそういったスペイン人の寛容なところが好きなのかもしれない。


政府にしろ、企業にしろスポーツをする者にとって理解ある人が多いなあとつくづく思います。


スポーツで成り立っている国は、スポーツが最善の教育方法と考える。


だからビジネスも面と向かって言い合えるし、思い切ってやる時はやるし大胆。


お祭りの準備には仕事後回しで命をかける!


仕事は適度にやる!


シェスタは文化だと声を大にして言い張る!ぐぅぐぅ


月曜日はサッカーの話で始まり、サッカーで終わる。


色々な意味でこの国は面白いと改めて感じました。クラッカー