戦術と戦略 | スペイン・サッカー珍道中

戦術と戦略

「戦術」と「戦略」。


戦術:

一般には師団より小さい戦闘単位の軍事行動を計画・組織・遂行するための通則をさす。攻撃・防御、陣地戦・遭遇戦といったいくつもの形式に分けられるのが普通である


戦略:


戦に勝つための総合的・長期的な計略


っと辞書にありました。


似たような意味ですね・・


スペインではフォーメーションのことを戦術といい、ボールが止まった状態のセットプレーなどを戦略と言っています。


僕の解釈として、戦術とは一般に知られている戦闘方法で、戦略はそのチームにあった特有の戦い方であると思います。


企業戦略、国家戦略とはいいますが、国家・企業戦術は聞いた事がないですね。


つまりは戦う「術」を知っていても、戦う「略」がなければ勝てないという事です。


スペイン人はこの略が腹立たしいほど巧みに使ってくる。


フリーキックの際ボールの前に敵が邪魔するのは当たり前だし、時間稼ぎで倒れこむのも日常茶飯事。


ちょっとショルダーチャージされただけなのに、交通事故にあった如く、のた打ち回るあの光景は当初衝撃だった。


始めスペイン着た時はそれがわざとだと知らなくて、大声でのた打ち回っている選手に謝りに行ったもんです。


基本人が良いんです、ハイ。


フットサルのキックインも、わざと近くにいる敵の選手にボールをぶつけ、イエローカードを出させるなど非紳士プレーも良いとこですよ!


オフサイドも取られる度にいちいち線審に文句付けに行く・・・


見ている方も腹立たしくなる事ばかりです・・・


でもそれで勝てば結果的に強いとなってしまうから、戦略は戦術よりも大事なんでしょうね。




そういえば昔、コーナーの時に、相手FWに自分のムスコを握られた事がありました。


あへ~ってなっている時にマークはずされ決められてしまい、サッカー辞めようかと思った時期がありましたね(・ε・)


これもありな戦略!?