奥義わんたっち!
先日スペイン人の代理人と「良い選手」について話をした。
彼はスペイン国内外1部や2部の選手を20名以上も抱え、特に若い選手などの能力を見抜く力は素晴らしい。
しかし、スケベなのが欠点かな。
真剣に話をしていても、綺麗な女性が通ると「フ~」とかいってメッチャ凝視して、
その上あれは1部クラスやなとか、突然訳の分からん事を言ってまた真剣に話に戻るので突っ込みに困る。
っという彼から良い選手の要素を挙げてもらった。
いくつかある中で、若手のFW選手を評価する際、勿論動き方など他の要素もありますが、主にワンタッチ、ツータッチでボールを捌ける選手が彼の中では優秀な選手とされている。
足が早く、ドリブルが上手い選手よりも、とにかくワンタッチ、ツータッチでパスを出し次のポジションをとる選手の方がプロとして活躍していけるということです。
当たり前のことかもしれないけれど、ワンタッチほど一番難しい技術はないと思う。
ディフェンスも読みにくいし、反応できない。
瞬時に敵の位置を確認し、的確な判断で正確なパスを出すワンタッチはある意味究極の技かもしれない。
それだけ試合の展開が早くなり、素早い状況判断が要求されてくる。
スペインのユースの年代までの練習は、紅白戦であれ半面のコートしか使わないのは、判断を早くする為にしているという事も含め、パスのスピードじゃあなしに頭の情報処理スピードを上げることが大切なんだなって思います。