ロスタイムの「悲劇」と「喜劇」
サッカーの話題と言えば、昨日のチャンピオンズリーグ「チェルシー対バルセロナ」戦しかないでしょう。
ヒディング率いるチェルシーは、バルセロナの攻めを知り尽くした戦術だったと思う。
ボール支配率70%近いバルセロナだったけれど、チャンスが多かったのは実はチェルシーでした。
バルセロナはリーグ総得点100点で、内エトー、メッシ、アンリの3選手がその7割に当たる70得点を叩き出しています。
更にシャビ、イニエスタのテクニシャンが中盤を支配するも、逆にボールを持たせているようにも思えました。
この超攻撃型クラブをチェルシーは見事に完封したかに見えた。
実際カウンターなどで、ペナルティエリア付近ではいくつかの決定的なチャンスがありました。
しかし、ロスタイム93分、天才イニエスタのエリア外からのダイレクトシュートが右隅に決まり決勝ゴールとなった。
同点ゴールを決めたイニエスタ
しかし、ディフェンス面の脆さ、3つのペナルティ疑惑もあり攻守ともに完璧なマンチェスター・Uを前に課題が残る試合だったと思いました。
スペインで圧倒的な強さを誇るバルセロナですが、決勝までにこの課題を克服して優勝して欲しいですね。