金字塔を打ち立てる
ラウールはついにマドリッド歴代のゴールハンター「アルフレド・ディ・ステファノ」の記録と並びました。
えっ、誰やて?
っと思う人が大勢いると思うので、この偉人について調べてみました。
ディ・ステファノは1926年、ブエノスアイレス(アルゼンチン)で3人兄弟の長男として生まれました。
23歳でミリョナリオスと契約し、292試合に出場して267ゴールの記録を作りました。
更に1949年、1951年、1952年、1953年のリーグ優勝に貢献し、1951年に31得点、1952年に20得点を挙げて得点王に輝くなど、既に選手としては一流だったのです。
当時、サンティアゴ・ベルナベウ会長のレアルマドリードは、国内で確固たる地位を築いていましたが、”ドリームチーム”を完成させるために史上最高の選手と称えられたディ・ステファノの獲得に成功しました。
チャンピオンズクラブズカップ(現チャンピオンズリーグ)優勝5回、準優勝2回、インターコンチネンタルカップ優勝1回を達成するなど貢献し、ディ・ステファノの活躍により、レアルマドリードは、国際的に正式な”世界最強クラブ”の名を手に入れました。
ディ・ステファノは、1957年と1959年にバロンドールを受賞し、オフィシャルゴールで307ゴール記録するなど数字から見ても過去類をみない偉大な選手だということが分かりますね。
おまけに、1989年、フランスフットボール誌が歴代最優秀選手に選出、スーパー・バロンドールを授与。
同年、ドンバロン誌が過去35年間の最優秀サッカー選手に選出。
1998年、FIFAより史上最重要サッカー選手8名の一人として表彰。
っと、聞いたことないタイトルばかりですね。
とにかくディステファノという選手は凄いんです。
引退してから40年間その記録は封印されてきました。
しかし、その出場・ゴール記録・をラウールは塗り替えようとしているのです。
先日の試合でマドリッドでの記録に並びました。
ディステファノと並ぶ、307ゴール目を決めたのです。
しかも、次はレアルのホーム戦です!
ここで決めれば記録達成となりますので、歴史的瞬間を見に今週ベルナベウ行ってきます!

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