プロとは・・
今日は久しぶりにフットサル・プロとして活躍する、鈴村選手の試合を見にタラベラに行きました。
タラベラは元ヨーロッパチャンピオンと伝統のあるクラブです。
今シーズンはスペイン代表でワールドカップ優勝メンバーのジョアン選手もいて、メンバー的には1部昇格できるメンバーを揃えています。
そのメンバーの一人にスペインプロ4年目の鈴村選手がいて、更に試合会場ではサポーターによる唯一鈴村選手の為の手作り横断幕も掲げられていました。
海外にいてもその存在感は圧倒的で人柄・選手とともに、本物のプロとして認められた証拠だと思います。
レアルマドリッドのラウールが、アトレティコ・マドリッドユース時代に務めていたコーチとの話を思い出します。
プロでも一流選手の条件には3本柱があり、「スピード(プレー・判断など)」、「テクニック」、「人格(闘争心・人を惹きつける魅力など)」を挙げていました。
上のレベルになるほど技術的にはほぼ差がなくなります。
一流のプロ選手はそこから3本柱が求められ、どれ一つ欠けても成り立たないということです。
ラウールは技術も確かに高いものがあったが、それ以上に試合で人一倍ゴールに貪欲で、闘牛のような闘争心があり、試合の外では礼儀正しいなど人間性も一流だったようです。
確かに、一流と言われる小野伸二選手やジダン、フィーゴ選手も、ファンや初対面の人に対して非常に丁寧に接します。
つまりプロとして一流のプレーをしていても、外でファンやサポーターに対する接し方が雑ならば、それ以上は上に行けないというのがスペイン・プロ界の掟と言えるのです。
鈴村選手は本物のプロ選手として、ついにスペインに認められたということになるので、更に上にいくことでしょう。
TAKUと書かれた鈴村選手の横断幕
鈴村選手がピッチに入る瞬間