有酸素・無酸素運動 | スペイン・サッカー珍道中

有酸素・無酸素運動

今日はフィジカルについての講義と、主に「有酸素運動」と「無酸素運動」についてのレッスンを受けました。


ダッシュや瞬発系の運動で心拍数が170を越えるのは無酸素運動で、それ以下は150前後のランニングや水泳など有酸素運動という、その後は休息をとるなど、トレーニングをする上で基本のことばかりでした。


もっとテクニックや戦術などは後になるみたいで、少し退屈な授業が続きます。


とにかくレベル1はジュニア~ユース年代の子供を中心に、成長期と共に伸びる重要な時期なので、体形に常に気を配ってやらなければいけないからしかたないですね。




そういえば以前1、2部の監督や、アトレティコマドリッド・ユースの監督に指導について話を聞いたことがありますが、皆それぞれ基本の上に独自の指導方法があります。


その基本が時に選手を「少年」のように扱い、精神面などに気を配ってあげることが大切なようです。


そもそも1部の選手も当然サッカーが楽しかった少年時代があり、そこでサッカースタイルの核を作り上げたのですから大人の中に常にそういった少年の心があるというわけですね。



僕が教える子供がしっかりとした「核」を育まなければ、大人になったところで人間として選手として未熟者として扱われてしまいます。


だから今講義を受けていることは、一番大切な基礎を学んでいるんだなと思いました。