今年の4月の客演先で共演した女の子の出ている芝居を新宿で。
久々に、いつの間にか、ほぼ観客として観ていて。

幕末の話。女の人、いや女の子達の話。
なんか感想とか、なんと言ってよいのか、よくわからない。
30人以上の座組なのかな、2時間半弱なんだけど、無駄がないから長さをかんじないし、やっぱり、人が一生懸命生きている姿を見せられると、色々考える。いいものを観せてもらえて、誘ってもらってよかった。

と、それとは別に、芝居の私(役者の私、作・演の私…)大丈夫か?大丈夫なのか、私?と何度も思った。だってジャンルは違えど、あれに負けないものを作らないといけないんだから。

あの芝居(劇団)は、出たい役者が多いのがわかる。だって私も、ああいう芝居にも出たい。大所帯の、役者の年齢層の広い、キャパも100以上の、カチッとした芝居。

元々は一回り年上の人達の劇団に飛び込んで、「見て盗め」と、野放しで育ったのだけれど(とても感謝しています)、その上の人たちも、当時の私の一回り上だから、実は三十代前半だった訳で…。
ここ何年かは、年下さんたちと関わらせてもらう事が多かったので(ついに、へーせー生まれさんとか)、なので来年はまず一本、年配の方の作・演の芝居でみっちりガッツリした芝居をしたいなと思った。今年一本、チャンスを逃してしまったのでなおさら。

きのうもちょっと友達と話していたのだけれど、ちょうど今の自分達って、若くもなく年配でもない中間の年齢なので、私はせっかくだから、色々な現場で色々な人達と芝居をしたいなと。

いいのもを見た後は続けていいものが見たくなるようで、何故か猛烈に『傷だらけの天使』の高橋洋子の回が見たくなったので、これから急いで見る。

で、その後、明後日の夜中まで、台本直し。
本当は明日、お稽古事に行きたかったのだけれど、確実に本が間に合わなくなってしまうので断念。気になる方々のその後をある方に会えたら聞きたかったのだけれど…。

早く、本、仕上げよ。