分析「一生に一度のお願い」

これはね、先々の付き合いがある人間に対して使う言葉な訳。もう一生、金輪際会う気のない人間に使う言葉じゃないの。どう考えても理屈に合わないでしょ。二度と会う気のない人間に「一生に一度の…」って。

「一生に一度のお願いだから帰って」
一生に一度のお願い、二度と会いたくない。おかしくない？あちらにとっての一生に一度、じゃないからね。確実に、アタシへの、一生に一度、だったから。

そーれーはーむーりーでーしょー。
こればっかりは日本語のお勉強をなさって、ってなる。まあ、しつこいアタシが悪いって言われりゃそれまでなんだけどね。アタシ、確かにしつこいから。大事なものが無くなっちゃうって時に、淡泊になんてなれないっての。

悪い人じゃないんだ。
ただ、言葉だけでケリをつけるつもりだったら、もっともっと相当酷い言葉を並べ立ててくれないと無理なんだよ。「もっと酷いこと言ってよ」って言った時、何て返されたんだったっけ？意味が通じなかったのかな？絶句？それともなんか呆れてた？

あ、でも、今、気付いた。てか、思い出した。アタシ、そもそも、ある時期からバカにされてた気がする。バカにされてイラつかれてた気がしてた。
ちょっと下手に出ると調子に乗って上から目線を始めちゃう人って結構いるんだよね。あの、同じ人間だから。歳とかキャリアとかを敬うのは当然だけど、そういう事とはまた別で、基本、生き物に上も下もないから。

あー、話、逸れたね。そして、なかなか寝らんないね。