

ブログネタ:
学校(会社)をサボったときの思い出 参加中
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中学二年ぐらいから、朝は「三匹が斬る」を見てから学校にいくのが日課になってた。
役所広司演ずる「千石」が、それまでの時代劇の世界観を覆す躍動感溢れるキャラで。
もう感情のままに動くんだよね。勧善懲悪とかどうでも良くなってんの。
「何かよくわかんねぇけどムカつくから斬る!」
みたいな事を口走りながら、豪快な殺陣を繰り広げてて、マジかっこよかった。
席替えのときに、窓際の一番後ろじゃないと学校もう来ない宣言をしたので
オレの席は窓際の一番後ろだったんだけど、
もう一人同じ事を言った子がいて、
その子はいいともフリークだったのね。
昼前になるといいとも見に家帰っちゃうの。
なんで、隣の席なんだけど、一週間に一度くらいしか出会わない。
オレが学校行くともう帰った後なんだよね。
で、たまに会うと、すげー盛り上がるわけ。
授業中なんだけど、
役所広司の素晴らしさとタモリの素晴らしさについて
もうマジで白熱してんだけど、
お互い理解できないから
オレはしんでも絶対いいとも見ねぇとか
あたしは三匹見るくらいなら髪黒くするとか言いあって。
すげー楽しかった。
今日はあいつと会えるかなとか
わくわくしながら学校にいけるようになった。
あれがなかったら、本当に学校行かなくなってたと思う。
オレらのわがままを許容した担任のおかげだなと思って
卒業の時か同窓会の時にお礼をいったんだけど
「お前ら本当に学校来なくなりそうで必死だったんだよ」って言ってた。
今思うと、その必死さがぐるっとまわって伝わったんだと思うよ。
そういうのって絶対伝わるようにできてるよ。
それから二年ぐらいしてから
その子と小岩でばったり会った。
二人とも学校辞めてて
オレは赤い髪の毛でぼろぼろの服着てて
向こうは金髪で和服を着てた。
お互いの姿を見て
二人で腹抱えて笑った。
やっぱお前おもしれーなーっつって。
とりあえず二人で飯くって。
で、最後はやっぱり
その髪の毛ありえねぇとか、
このご時世に和服はねぇだろ、とか、
文句言い合いながらさようなら。
その子と会ったのはそれが最後だったけど
本当にいい思い出だったな。