釈迦の国その2 | GREAT WASTED

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ロック野郎なネットワークエンジニアが、何故かフィリピンで恋に落ち、もの凄い勢いで結婚し、その後半年にわたるフィリピン暮らしを経て、今再び嫁を引き連れて日本の土を踏みしめながら、働いちゃったり遊んじゃったり。の巻。


第二次世界大戦後、アジア地域の独立・民主化の気運の中で、第8代国王のトリブバン王は1950年にインドに亡命。翌1951年に帰国し復位すると立憲君主制を宣言。これにより104年に渡るラナ家の独裁統治が終わる。

トリブバン王は子や孫を引き連れて亡命したが、この空白の1年間、ラナ家は残された孫のギャネンドラを傀儡として国王に即位させようとした。この事は後の事件の布石となっている。

1955年にトリブバン王が死去すると第9代国王に長男のマヘンドラが即位する。マヘンドラ王は1959年に憲法を公布して総選挙を実施するが、左派政党のネパール会議派が政権につく。

急進的な改革を押し進めようとする左派内閣に対して、100年に渡るラナ家の呪縛からようやく手にした権力を維持したいマヘンドラ王は1960年、憲法を停止して議会を解散、政党指導者らを逮捕するという、国王によるクーデターをおこす。

クーデターにより専制君主となったマヘンドラ王は1962年、政党の禁止やパンチャヤット制度と呼ばれる複雑な間接民主制を盛り込んだ新憲法を公布。これにより、自らの政治権力を揺るぎないものとする。

1972年にマヘンドラ王は死去。新しく国王となった長男の第10代国王ビレンドラ王は1990年、国外の民主化運動に刺激をうけたジャナ・アンドランと呼ばれる民主化運動の高まりをうけ、複数政党による議会政治を認める立憲君主制の新憲法を公布する。