この物語は、人生に絶望し世界も自分も消えてなくなれと願っていた数年前の私がスピリチュアルな世界を知ってからドラマのように必要なタイミングで必要な人と出会い自分の人生を通して、人生やいのちのしくみに気付き、人と幸せとは何かを追求していくノンフィクションストーリーです
この内容は自叙伝として、物語形式になっております。本2冊分ぐらいの内容ですが、ご興味のある方は前書きからお読みいただいたほうが内容が伝わり易いと思いますのでよろしくお願い致します
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文章中の太字は現在の私(2013年~2014年)の解釈です
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続章は修正して再アップしたものです
帰って来てからふと、精神科で働いていたころに精神鑑定の鑑定医が
「今度、来る被疑者が放火魔なんだよ。嫌だな~。
断ろうと思ったんだけど断れなかったんだよ。」と言っていたのを思い出した。
確か動物って通常、火を恐れるけど、その恐ろしい火を使って放火をしようなんて
極めて異常で内側に抱えている病理が底知れないから嫌だとその医師は言っていた。
その医師の個人的な意見かもしれないが、放火をするような人間は
絶対に何らかしらの精神疾患を抱えている。
通常の人の心理では考えづらいっていっていた。
確かに、私は精神科の看護師をしていた時に精神鑑定や精神科救急で
色々な犯罪者をみて来たが、放火ってちょっと独特な犯罪だと思う。
ニュースとかを観ていると多い印象があるけど、実際は少数な印象がある。
すべての犯罪者が司法鑑定を受ける訳ではないし、
あくまで私が関わったケースだけを参考に拙い頭で推理してみた。
平和病院(仮名)に勤めていた時に患者さんが
火をつけて病棟が火事になったことがあったが、
その患者さんは妄想で世界没落体験といって世界が終ったような妄想体験をして、
世界が真っ暗になったから、火の灯をつけようとして、
ベッドに火を付けたら火事になったので結果としては放火だけど…
本人はそのつもりではなかったと思う
(ちなみに死傷者なくニュースになっていない)。
これぐらいものすごい幻覚・妄想状態ならともかく、
放火魔とか一部な異常な病理を持つ人でないと火をつけようって人は、
なかなかいない気がする。
通常、動物って火を恐れる。
でも人間は火を扱うが、ある程度、ルールにのっとった上だ。
通常の人の心理では、火は危ないというのが頭にあるし、
火傷って少ししただけで、ものすごい痛いし普通の傷に比べて、
受傷した時の痛みも治る経過でも痛みが激しいので、普通は避けて通る気がする。
精神鑑定の対象になる犯罪は殺人・強盗・強姦・放火・傷害とあるけれど、
他の犯罪は被害者と対峙しないといけないにも関わらず、
放火だけは対峙しないで良いので、相手と対峙する勇気のない気の弱い人で
潜在的に強烈な憎悪を持っている人が多いと言われている。
自殺に関しても同じで、私は仕事柄、自殺企図をたくさんみてきて、
成功した人も失敗した人も知ってるが、焼身自殺って滅多にいないですし
「すげぇ気合い入っているな」って自殺したこととは、別な意味で衝撃的だ。
焼身自殺って自殺の中で一番苦しいというし苦しくて自殺するのに、
他にもたくさん楽な方法があるのにどう考えても苦しい上に、
もし助かった時に、この上なく悲惨な焼身自殺を選ぶって
何か訴えたいことがあるか、そうとう気合いが入っているか、
現場でもめたあげくの行動か、
そうとう病んで精神が壊れたけーすじゃないと起こり辛い気がする。
愉快犯的な変態さん以外で怨恨で火をつける人も
時々、ニュースで見ますがよほどの恨みがないと、
燃やしつくそうって発想にならないでしょうし、
おそらく対象の被害者に直接、対面して危害を与えることができない
気弱なタイプが犯人だと思う。
家の周りに灯油をまいてなんていうのも、異常だが今回の事件が
本当に幼馴染が犯人だとしたら
直接、母親に灯油をかけて火をつけたことになるが、
そんな発想をする人間は、なかなかいないと思う。
患者さん達のケースで多いなと思ったのは
撲殺、絞殺、刺殺など、人は強烈に頭に来たり、
精神運動興奮が高まった状態では、
直接、手がでるか何か武器のようなものを使うのが通常だと思う。
私の印象だと、男性は撲殺的な暴力的なケースが多くて、
刺殺だと女性的な印象を持っている。
撲殺とか絞殺ならともかく、30代でガテン系の仕事をしていて
体力もある幼馴染が、60代の母親に灯油をかけてなんて考えづら過ぎる。
患者さん達なら、ありえない発想をすることがあるので、ともかくとしても、
幼馴染の証言だと燃えている母親をみつけた直後に
自分で覆いかぶさって火を消して自分もひどいやけどを負っている。
そして自分でケータイから119番通報しているそうだ。
本当に衝動的に母親に火をつけるぐらい
精神運動興奮が高まっておかしくなっている状態だと
そんなにすぐには冷静になれないと思う。
精神科救急で自傷他害の恐れがあって入院してきた人をたくさん見て来たが、
正気に戻るのに数時間~数日かかる。
これらは私の経験からくる憶測にすぎないが、
あながち間違っているとも思えない。
話を聞けば聞くほど、冤罪以外の可能性が高いと思う。
http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/1755/2299/67377280
このサイトにも証拠がなさすぎるとあるが、本当にその通りだと思った。
それなのに、どうして幼馴染は有罪になってしまったんだろう…。
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