帝玉 | 岩石翁の多肉ブログⅡ

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メセン栽培を主軸として、多肉植物の「岩石栽培」という新手法を実験中。その記録です。

帝玉(大)

 

 帝玉(大)の、どん詰まりになった本体の方(写真手前)が萎縮し始めた。新葉も出ないようなので、このまま消滅し、2対化して大きくなってきた脇芽に取って代わられるのだろう。なんだかよく分からない生育過程だが、とりあえず元気なので問題ない。

 

 以前から何度も書いているが、帝玉はリトープスのように「脱皮」をするメセンではない。帝玉の場合、葉が2~3対あるのが自然な姿なので、くれぐれも「断水することで旧葉を枯らして脱皮させる」という管理をしてはならない。これは典型的な間違った帝玉栽培法であって、わざわざ衰弱させているようなものである。したがって、この帝玉は現在「新葉展開中」ではあるが「脱皮中」ではないので、私は新葉をしっかり育てるべく普通に灌水をしている。2対になった帝玉の場合、外側にあるのは「外葉」であって「旧葉」ではないということを、くれぐれもお忘れなく。