神風玉
神風玉の花も終わり、新葉が出てきた。ちなみに、以前にも書いたが、新葉が出てきたからといって外葉がすぐに枯れるわけではないので、神風玉の場合は「脱皮」という捉え方はしていない。どうでもいいことだが、わたし的にはあくまでも「新葉展開」である。で、開花した株の花殻の付け根を見てみると…。
全部で3輪咲いたのだが、それぞれの花殻を挟み込むようにして新葉が2つずつ見える。分頭だ(喜)。大きい株だから開花して分頭もする、ということなのだろう。この神風玉は現在13頭立てなので、これで今年から16頭になる! となると、鉢が手狭だよなあ(汗)。タイミングを見て、大きい鉢に植え替えてやらなくてはなるまい。メセンは群生株になるほど維持が難しくなるというが、この規模の神風玉は未知の領域なので、襟を正して頑張っていきたい。
神風玉は、冬季降雨地帯産ということもあって、ケイリドプシスの中ではやや気難しい種類であるようだ。しかし、岩石栽培の効果は定かでないとしても、従来の常識を覆す「直射光+無休眠」栽培によってここまでになる。この神風玉は、真夏の炎天下でも直射日光に容赦なく当てて育ててきたが、衰弱死するどころかご覧の通りだ。(古い)マニュアル通りに夏場は遮光しまくっているのに神風玉がうまく育たない方がもしおられたら、悲しいことになる前に是非、軌道修正を試みていただきたいと思う。