春間近いろいろ | 岩石翁の多肉ブログⅡ

岩石翁の多肉ブログⅡ

メセン栽培を主軸として、多肉植物の「岩石栽培」という新手法を実験中。その記録です。

銀月

 

 どうにか生き長らえている萎れ銀月。鉢が小さかった上にガチ目の岩石鉢だったこともまずかったのかなどと思いつつ、春を迎えるにあたって、保水力高め仕様で大きめの岩石鉢(←それでも岩石鉢に植える頑固者)に植え替えた。こうなってしまった原因はよく分からないのだが、腰を据えて銀月の栽培方法について改めて調べ直す必要がありそうだ。

 

猩々丸の花芽

 

 猩々丸の花芽が、だいぶしっかりしてきた。ちなみに、以前にも書いたが、こう見えても40年近く育てている。恥ずかしながら若い頃は多肉人として調子に乗っていたため(※サルコカウロンだのアズテキウムの花籠だのに目がくらんでいた…)駄物扱いして実家に預けていたこともあったが、それでも枯れずに生きていてくれた。いろいろ苦労かけたなあ。なんだか、下積み時代を支えてくれた糟糠の妻みたいだが(笑)、春を告げてくれる有り難いサボテンである。

 

ミセバヤ

 

 冬芽状態で越冬中だったミセバヤだが、冬芽が動き出してふっくらとしてきた。この人の春も近い。

 

 とはいえ、今週末以降、寒の戻りで気温が低くなるらしいので、栽培自体はまだまだ冬モードだ。以前にも書いたが、多肉の場合、極端な低温が一回ドカンと来るよりも、微妙な低温に長期間さらされる方がダメージが大きくなるらしい。くれぐれも油断してはならない(戒)。