マッソニアの親株
パサパサになったマッソニアの花殻を取り除いてみた。やはり、しっかりとした芯があるので、結実していると思われる。手順としては、この後、枯れるのを待ち、バラけて種がこぼれ出す前に摘み取る。それをほぐして取り出した種を秋口まで冷蔵庫で保管し(マッソニアは、親子共々暑さに弱いのだ)、涼しくなってきたら播く。春先にすぐ播く人もいるようだが、うちの場合は春に播いても発芽しないので、このようにしている。こうして手順を書いてみると、「採種に関してだけは」専門家だな(苦笑)。ちなみに、実生用のトレーはもう一つあるので、次回の播種については全然支障がない。マッソニア増殖計画は、いよいよ軌道に乗るのだろうか?
マッソニアの実生
で、その実生の方はというと、今回は順調に育っているので、このまま夏越しに突入できそうだ。ぱっと見、マッソニアらしからぬヒョロッとした細長い葉が、しかも1本ずつしか出ていないのだが、そもそも単子葉植物なので、これで問題ない。何年か育てると2枚葉になるらしいが、親株と同じ姿に育つまでに何年かかるか、などはいまだに不明。実生からの栽培ノウハウもよく分からないのだが、根を傷つけるといけないので、今回は鉢上げをしない予定である。念のため数え直してみたら、幼苗は全部で24株あった。「にわかマッソニア長者」だが(笑)、ここから先は未知の領域なので、果たして何株生き残るか、というところ。全部生き残られても栽培スペースがないのだが(悩)、そうなったらそうなったで改めて考える(←無計画な人)。将来、大量のマッソニアを「持て余せる」ようになるだろうか(笑)。