多肉丼崩壊 | 岩石翁の多肉ブログⅡ

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メセン栽培を主軸として、多肉植物の「岩石栽培」という新手法を実験中。その記録です。

崩壊し始めた「多肉丼」

 

 戯れに作ったセダム中心の「多肉丼(笑)」。当初はある程度まとまっていたのだが、さすがにそれぞれ好き勝手に伸び始め、もはや無法地帯に…。左上の天使の雫などはまあいいとして、左下の虹の玉や右側の春萌が伸びすぎて台無しになっている。虹の玉は剪定して挿し直せば体裁が整うが、問題は春萌だ。

 

 実を言うと、この春萌という品種は、ちょっと失敗だったなあと思っている。なにしろ葉まで大ぶりに育ってしまうので、寄せ植えにしても全体的なバランスを崩しやすいし、単独では(私としては)それほど鑑賞価値のある品種とも思えない。成長加減を確認もせずに何となく導入してしまったことを、正直後悔しているのだ。とはいえ、一つの可能性としては、プランター等でこれだけを群生させてみるという手も残っている。露天栽培に十分耐えるほどの強健さは持っているので、寄せ植え鉢からは外してそちらを試してみようかと考えているところ。

 

 とはいえ、多肉丼(←単に丼状の鉢を使った寄せ植えだが)自体は楽しいので、来年は「具」を選び直して再スタートを切りたい。コンパクトに育つ、いい具材を探さねば(笑)。