
植え替えたオブツーサ
手狭になっていたオブツーサ。本当は深めの平鉢に植え替える予定だったのだが、適当なものがなかったので、大きめの普通のプラ鉢に植えた。ちょっと不本意だが、これでしばらくは大丈夫だろう。

錦晃星
あと、手抜き用土に植えて露天栽培にしたため葉が落ちてしまった錦晃星も、ちゃんと岩石鉢にしておいた。なんとかして再起を図りたいところ。

チランジアのカプトメデューサ2号は続々と花を出してきているのだが、奥にある1号はなんとなくパッとしない。大丈夫か?(汗)

ブッツィー
それと、最近導入したブッツィーが少々心配である。元々、うちにある他のチランジアたちとは違って弱光線と多湿を好む種類なのだが、もしかしたら現在のこの場所でも日当たりが良すぎるかもしれない。というのは、保湿のため根元に詰めた水苔が、毎日すぐにカラカラになってしまうからである。取り付け場所については、今後の生育状況を見て臨機応変に対処していきたい。

アデニウムの花芽
あと、梅雨明けまで変な天気が続いたせいか、アデニウムの花芽に元気がない。例年であれば、今頃の時期にはもっと膨らんでいるはずなのだ。愚痴っぽくなってしまうが、今年の天候はやはりおかしい。初めて花芽が複数ついて楽しみにしていたのだが、大丈夫だろうか。
最後に、本格的な夏を迎えるに当たっての(もう迎えているか(笑))課題がいくつかあるので、備忘録的にまとめておく。
まず第一に、リトープスに丈高鉢を導入したのはよかったのだが、雑事でバタバタしていて、まだ高温対策を施せないままでいる。ただし、一応アイデアはあるので、近日中には実施して報告したい(※先日最初に思いついたアイデアは、仕組みが複雑だった上に適当な素材が入手できず頓挫したので、ある意味その簡略化版である)。大した方法でもないが、お楽しみに。
第二に、そんなわけでメセン置き場の全体的な高温対策はもっぱら水上栽培システムに頼っている(今朝もたっぷり水を張った)のだが、どういうわけか今の受け皿にしてから藻が目立ち始めた。去年は受け皿が黒かったから目立たないだけだったのかもしれないが、見栄えがよくないし変な虫でも湧きそうなので何とかしたいところである。とりあえずは、藻対策として塩でもぶち込んでおこうかと考えているのだが…(※水上栽培台は、何らかの理由で満杯になっても鉢底が水に浸からないようには作ってある)。
第三に、リトープスを丈高鉢にしたのはいいが、そのことで水やりの加減がよく分からなくなってしまった。梅雨時はまだ、徒長を心配して水やりを控え気味にしていたからよかったが、これからの時期はそうはいかない。しばらくの間は、長い竹串を刺して鉢内の水分状況を見定めなければなるまい。
最後に、日照不足にブチ切れて始めた(苦笑)露天栽培組の観察を怠ってはならないということだ。天候が安定してきたから断琴丸のような事故が起きる可能性は減ったと思うが、アデニウムや笹の雪など以外は、これまで夏場に屋根のない所で管理したことがない。もちろん、いずれもこれまで第二置き場で短時間とはいえ無遮光栽培を続けてきたものばかりだから直射光に耐えられないはずはないと思うのだが、過信は禁物である。また、夕立やゲリラ豪雨の心配もある。注意深く観察しなければならない。
相変わらずしつこく言っておくが、夏季降雨地帯産の大部分のメセンにとってはこれからの時期がまさに稼ぎ時なのであって、休眠期などではない。あるいは冬季降雨地帯産であっても、生育は鈍るものの休眠してしまうわけではない(※以前にも言ったが、明確に休眠する種類のメセンも存在するが、うちにはないので言及しないだけである)。私なんぞは、遮光しないどころか更に、メセン置き場の雨よけの透明ポリカーボネート板を毎日雑巾がけしてきれいにしておきたいくらいだ。根気がないから、そこまではやらないけど(苦笑)。また、更にしつこく言っておくが、種類を問わず「白または白っぽい色の多肉」を遮光してしまうことは、断食を強いるに等しい愚行である。どうかこれだけは肝に銘じておいていただきたい。
それでは、しばらく更新が滞るかもしれないが、皆さん、お元気で。また、皆さんの多肉たちも元気でありますように。