ど根性花月 | 岩石翁の多肉ブログⅡ

岩石翁の多肉ブログⅡ

メセン栽培を主軸として、多肉植物の「岩石栽培」という新手法を実験中。その記録です。

イメージ 1
芽吹いていた花月

 古い話だが、以前よく「ど根性○○」と称して、アスファルトの割れ目やコンクリートブロックの隙間から芽生えた大根やニンジンなどがたくましく育っていることが、ニュース等で取り上げられていた(←年齢が知れるな…)。で、先日、ふと第二置き場の下を見たら、何か植物らしきものが育っている。しかし、ここは一面に敷かれたコンクリートの上であって、奥に見えるのもコンクリート上に置いたスレートである。つまり、土につながるわずかな隙間すらないような環境なので、元々雑草が生える場所ではない。なので、いぶかしく思ってよく見てみたら、暴風雨対策で収納していた際に花月の葉が何かの拍子で落ちて芽吹き、降雨時の雨水で今まで生き長らえてきたものであると判明した。なんだかんだ言っても、さすがは多肉だ。見た目が普通の樹木っぽい花月だからといって馬鹿にはできない、さすがの生命力である。とはいえ、これからの季節、このままではいずれ衰弱していきそうなので、この子株は親株の根元にそっと置いてやった。

 予報によれば、今日は時々は日照があって気温も30度近くまで上がるらしいので、久しぶりに水上栽培台に水を張り、二重鉢に注水して出かけることにした。