錦晃星その他 | 岩石翁の多肉ブログⅡ

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メセン栽培を主軸として、多肉植物の「岩石栽培」という新手法を実験中。その記録です。

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錦晃星

 未紹介だったかもしれない、エケベリアの錦晃星。セダムの玉つづりと同じく、実家に預けっぱなしで衰弱していたのを引き上げてきたものである。丈夫な種類だから実家でも大丈夫だろうとタカをくくっていたのだが、やはり普通の草花しか手がけていない人(=親)に託すのは無理があったようで、玉つづりと同様、年々小さくなっていった(汗)。慌てて引き上げてきてどうにかここまで持ち直したのだが、まだまだ「生物種として保存されてはいます」状態である(←絶滅危惧種じゃないよ!)。とはいえ、最近調子づいてきているので、何とかこれから本格復活に向かってもらいたいところ。元々は結構な枝振りで盛んに花も咲かせていたのだが、その頃の状態まで復旧させるには何年くらいかかるだろうか。

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ポリカーボネート波板の接合

 あと、技術的な小ネタを一つ。うちの多肉置き場(第一と第二)は全て、頑丈で透明度の高いポリカーボネートの波板で覆ってある(←我が家の通年直射光栽培を支えている、重要な素材だ)。で、ホームセンターに行けば様々なサイズのポリカ波板が置かれてはいるのだが、サイズに一定の制約があって、置き場を作る際にはつなぎ合わせなければならなくなることが多い。だが、このポリカーボネートというものは、ちょっと厄介な素材なのだ。というのは、使える接着剤がない、つまり接着ができない素材だからである。たとえ透明なテープで貼り合わせたところでその部分の透明度の低下は避けられないし、何年かすれば劣化して剥がれてしまうだろう。したがって、しっかりと、またなるべく光を遮ることなくつなぎ合わせるためには、「最少の面積で機械的に」つなぐしかないのだ。というわけで、うちの場合は、このようにドリルで開けた穴にボルトを通してナットで締めることによってつないでいる。今のところ、多肉置き場に使う上でこれ以上に効率の良いつな方は思い当たらないのだが、もっと良いお知恵のある方がおられたらご教示いただけるとありがたい。