
旧葉の位置を調整したオリジナル青磁玉
オリジナル青磁玉の新葉(?)になるべく日を当てるため、銅線でグイッと旧葉を持ち上げてみた。このような場合、思い切って旧葉を外科的に(!)取り去ってしまうという荒技もあるらしいが、なにぶん衰弱した結果このようになっているということもあるので、リスクは最小限にしたいと考えてこの形にした。新葉は少しずつ大きくなっているような気はするのだが、どうだろうか。今のところ、まだ大きなこの旧葉からの水分移動ルートは絶たれていないと判断しているので、この品種特有のややこしい事態になることも警戒して(苦笑)、腰水はもちろんシリンジもしていない。この状態で旧葉がうまく萎縮していってくれるといいのだが…。

保険青磁玉
一方、保険青磁玉の方はというと、無事に脱皮が完了してこんな感じである。用心してシリンジだけで灌水しているので少しシワが入り気味だが、オリジナル青磁玉と同じ轍を踏みたくないので、通常の灌水はしない方針である。とはいえ、この状態ではあんまりなので、とりあえずシリンジの回数を増やしてみるか。