2対の方の帝玉 | 岩石翁の多肉ブログⅡ

岩石翁の多肉ブログⅡ

メセン栽培を主軸として、多肉植物の「岩石栽培」という新手法を実験中。その記録です。

イメージ 1
2対の方の帝玉

 先日、石が食い込んでしまった小さい方の帝玉。既に取り除いたが、ちょうど左右の外葉のそれぞれの下に石がガッチリと食い込んでしまっていた。食い込んだということは成長している証だが、そもそもこの人は今後どうするつもりなのか。一見すると外葉は小ぶりで心許ないのだが、かといって萎びていく気配もなさそうので、このまま2対でいくつもりなのだろうか。確かに、帝玉としては1対より2対の方が体力的に充実するから好ましいことではある。本人の意思確認(笑)も含めて、もう少し見守ることにしたい。

 ちなみに、日当たりがよくなってきたので、茶色がかった本来の帝玉らしい色になってきた。帝玉は日照が不足すると緑色が強くなってくるので、それが警告のサインとなる。青々とした帝玉は、むしろ不健康の証なのだ。そういえば、蒸れによる障害等ではない本当の意味での「日焼け」をした状態の帝玉は、今まで見たことがない。暑くなったからといって遮光下に置くのが論外であることは、おわかりいただけるだろう。