
導入時に異常脱皮状態だった、問題児の大津絵。今度の旧葉も残られたりしたらたまらないので、(うちでは)通常ではやらない断水をして弾みをつけさせることにした。それが功を奏したようで、二重になった旧葉にシワが入り始めたところである。もう少し縮んできたら腰水を始めて新葉の成長を後押しすることにする。

水加減を見誤って旧葉を身割れさせてしまった、これまた問題児(たぶん私のせいだが)の繭形玉。どうにか脱皮が進み、分頭した新葉が見えてきた。で、これからどうするかが悩みどころで、以前書いたように冬季降雨地帯産であるこの品種は通年シリンジで管理する方針を決めてはいるのだが、脱皮に際しての新葉成長時期をどうするべきなのか…。他のリトープスのように腰水を始めた方が新葉の成長に弾みがつくのではないかという気もする一方、簡単に身割れしてしまったことを考えるとやはり避けるべきではないかとも思う。あれこれ悩ましいところではあるが、やはり普通のリトープスと同じ扱いにすべきではないと思われるので、とりあえずシリンジをして新葉の生育状況を見守ることにする。