娘は抗体検査の結果、百日咳には罹患していませんでした。
一安心。

ただ、他の感染症の抗体の値も、抗がん剤治療のせいで軒並み下がってしまっているそうで…。

今の維持療法が終わって体力が付いてきたら、順番に予防接種を受け直す事も念頭に置かなくてはならないようです。

先生には聞き忘れたけど、やっぱりそれは有料なのかしら?

とりあえず、百日咳ではないものの、まだすっきりした体調ではなく、毎日心配な日々は続いています。


そして。
旦那。

旦那も、まだまだ咳は続いています。

クラリスの処方は終わり、咳止めだけになりましたが…。
未だに、オェッってなる程咳き込みます。

実は、医師に煙草禁止令を出されました。

百日咳だけでも、当たり前の事なんだけど…それだけでなく、他にも指摘事項がありました。

まず、CTの画像で、肺気腫の兆候有りと診断されました。
最近話題の、COPD、です。

ここで禁煙するかしないかで、数十年後の生活は大違いです。

あと…。
呼吸器内科だけでなく、耳鼻科にも診察券がまわされ、平行して診てもらっているのですが。

声嗄れの原因の声帯の腫れが引いた後も、声帯に米粒のような白い物が残っている事を指摘されています。

これが自然に消えなければ、声帯ポリープ、もしくは、咽頭ガンの可能性もあるそうで、経過検査の予定を組まれました。

咽頭ガンも、喫煙が大きな原因のひとつだそうです。

ベビースモーカーの旦那に、禁煙外来をすすめてはみたけど、
「根性で禁煙する」の一点張り。

そんな言い合いをした数日後、隠れて煙草を吸っている旦那を見付けました。
さすがに、もうどうしようもなく私はやりきれなくなって…玄関の外だったにも関わらず、わぁわぁ泣いて責めてしまいました。

家族が病気になる辛さをよく分かっている私達なのに、どうして自ら病気にかかってしまうような行動をとるのか。
家族が入院する辛さを、娘にも味合わせるつもりなのか。
自分の将来の健康と、今一時の娯楽の為の喫煙、どちらが大切なのか。

さすがに
「分かった、分かった」と繰り返す旦那。

でも、やっぱり止められないんだよね…。

おととい、コンビニから帰ってきた旦那から、微かな煙草の匂い。

しらばっくれようとした旦那だけど、とうとう
「シケモクを吸いました」と白状。

また禁煙するとは言うものの、きっと駄目だろうなぁ…。
あの性格からして、シケモクじゃなく、どこかに煙草を隠しているはず。

禁煙外来では、本人が禁煙する決心をつけてから来てくれと。

じゃあ、その、本人が禁煙しようと決心をする為には、どうしたらいいの?

私は、すっかりお手上げです。
でも、健康を諦める訳にはいかないんです。

世の中から、煙草が消えちゃえばいいのに。