午後、ママ友から電話。

「都内の水がやばいって知ってる??」
都内の浄水場から高いヨウ素131が検出されて、乳児は接種しないようにという記事がネットにある、と。

はっきり言って、コスモ石油のデマに次ぐ、新しいデマかと思った。

テレビをつけても何も言ってないし…。

しかし、その後、保育園に行ったら、大騒ぎになっていた。

乳児は飲むな?
じゃあ、幼児は?
大人は?
絶対安全なの??
飲まなくても、手を洗ったり、うがいをしたりしてもいいの?
お米を炊く時は?
お味噌汁は?
お風呂は?

水のペットボトルは、非常用に、少なくても5本は自宅に常時保管している。
でも、どのぐらいの期間こんな状態が続くか、まったく分からない。

水道水で作っている麦茶なんて、情報が少ないままでは絶対怖くて飲めない。

色々考えたら、絶対に水が足りない。

すぐさまスーパーに走ったら、昼にはあった水が、案の定完売。
とりあえず、お茶類で唯一残っていたウーロン茶のペットボトルを買った。


そして、今、ニュースを見ていたら、大学の放射線の専門家が、
「まったく問題がない数値だ。
乳児でも、340リットルぐらいまでは飲んでも安心な数値だ。」と話していた。
少しは、いや、かなり安心した。


そして、ヨウ素131に関しては、8日程度の短い期間で抜ける物質だそうだ。


先週、娘の主治医に、放射能の危険度に付いて聞いてみた。

答えは、
「危険度は、誰でも一緒。○○ちゃんだけが、特別危険度が増す訳ではない」との事。


でも…。

白血病の原因の1つという放射能。

やっぱり、見えない敵には恐怖感が募る。

もしも、もしも、また再発したら?

ここで出来る限りの対策をしていれば、その危険は少しは回避されるかもしれない。
今、この時期に自己防衛していればよかった、と後悔する事はしたくない。


被災地でも、今、同じ病気の治療中の子供はいるに違いない。

都内に住み、電気もガスも、食べる物にも困らない私達でさえ、こんなに不安。

被災地の方々の不安、東京電力の現場の方々の苦労を思うと、ますます不安になる。


でも、慌てちゃいけない。
冷静に、冷静に、暮らそう。


確実な情報を集めて、最善を尽くそう。
私に出来る事は限られているけど、出来る限りの事をしよう。