「のぞみ」より

がんの子供を守る会発行の、「のぞみ」より。


頭蓋照射をゼロにしようという臨床試験が、近々、全国規模でスタートする予定との事。


うちの娘はスタンダードリスクだから、頭蓋照射はしてないけど、周りにはもちろん頭蓋照射をしてるお友達がいた。
治療の為とは分かっているけど、おでこが痛々しかったな…。

晩期障害のリスクが高いと言われる頭蓋照射。
その頭蓋照射をなくす代わりに、髄注を増やし、全身の治療を強化する事で、中枢神経再発予防を強化するという。
アメリカでは、頭蓋照射を回避して、それでも高い治癒率のデータがあるらしいけど…。


頭蓋照射、するかしないか…。
この臨床試験に参加するか否かと、もし私が今問い掛けられる立場だったら、…頭が真っ白になって、全く答えが出せない。


悲しい事だけど、こうしているうちにも、新たに、小児がんを発症している子ども達がいる。
その子ども達、親御さん達が、少しでも心理的に負担を軽減されるような治療を、そして安全かつ万全な治療を、心から望みます。


ますます、医者と患者の話し合い、信頼関係が問われる時代の流れだね。
お医者さん、頼むからね。
患者、患者の家族の気持ち、分かってね。