昨日、仕事が休みだった旦那。
私と娘が、それぞれ家事や保育園へと忙しく活動してる中、一人惰眠を貪り、それでも空腹には勝てないのか、昼頃車で出て行った。
「ラーメンでも食べに行ったかな」と気にも止めない私。
いつもより帰ってくるのが遅いな、と思っていたら、吉野家の袋を抱えて帰ってきた。
「あ、今日発売の牛鍋丼?」と聞いたら、
「え?何それ」と、時代に乗り遅れている化石旦那。
そんな化石旦那、牛丼食べながら語り始めた。
「ラーメン食べようと思ってたんだけど、急に吉野家の牛丼食べたくなってさ」
気持ちが変わり、駅前通りで車をUターンさせたそうだ。
その途端、駅前の交番から、マイクでお声をかけられた。
「その白い車、止まってください!」
確かに、交番を目の前に、Uターンする、ボコボコに傷が付いた(犯人、私)車体に、仕事道具満載の車。
運転しているのは、海坊主みたいな、ガタイのいい中年男性。
怪しさも満載。
近寄ってきた3人のお巡りさん、
「すいません、車の中、調べさせてもらっていいですか?」
職務質問だった。
職務質問も、車内捜査も初めてではないので、私もそこまでは普通に旦那の話を聞いていた。
しかし、今回は、見付かってはいけないものが、とうとう見付かってしまったのだ!
それを見付けたお巡りさんは、車外にいたお巡りさんに、それを渡しながら言った!
「チャカ一丁、発見!!」
そう、チャカが、チャカが、見付かってしまったのだ!!
実は我が家、以前、鳥の糞害に悩まされ、音で鳥を追い散らす為に、旦那がガス銃を買ってきた。
しかし、その後、東京電力に、鳥害対策の道具を付けてもらい、ガス銃は不要に。
私は、見るからに怪しいガス銃がリビングにあるのが嫌で、旦那に、
「これどっかに隠しといてよ」と言っておいたのだ。
そんな訳で、しばらく前から、そのチャカは、車の助手席の足元に無造作に放り投げられていた。
私も気付いていたんだけど、見慣れたチャカなので、放っておいた(笑)
人通りの激しい駅前通りで、お巡りさんが取り上げたチャカに、人々はびっくりしながら興味津々。
まぁ、ただのガス銃なので、おとがめなしなんだけど、お巡りさんてほんとに「チャカ」って言うんだね!
妙にそれに感心してしまった。
それに、多数走る車の中から、チャカの匂いを嗅ぎつけたお巡りさん、お手柄だよ!