今日の娘、朝、11時まで爆睡。
もはや、朝ではないし。
おまけに、寝言で一言。
「かたつむり」
…?
想像を絶してるし。

食欲のなさも、想像を絶してる。
朝、0。
昼、お蕎麦一口。
夜、インスタントラーメン、数口。
あのうすみません…ママの食事ばかり狙わないで、病院食、少しは手を付けませんか?
ママ、痩せちゃ…わないけど…。
…チッ。

吐き気は少しは出口が見えてきたけど、匂いがダメみたい。
内緒でポテチ食べてから近寄った私に、「ママ、臭い!」
お願いだから、そのセリフ、口外しないでください。

今日は、お世話になっているこの病院の、無菌室についてのお話しをさせてください。
病院によって、無菌室も様々なれど、ここの無菌室はあんまり、標準的、ではないかな??と思いますが。


まず、娘の無菌室への道のり。

10月15日から使用したプレドニンが、がっつん効いて、7800スタートだった白血球が、18日には1000まで一気に減少していきました。

その時点で、あっさり、無菌室、決定。

その時以来、無菌室とは、長い長いお付き合いをしています。


この病院の無菌室は、簡易と言うか、甘いって言うか、気休めって言うか…。
まあ、そんな程度。

小児がん患者は、最初から個室に入院させる病院です。

骨髄抑制がきつくなければ、自由にプレイルームにも、階下のコンビニにだって行けます。

主治医の判断で「無菌室扱い」になると、その個室がそのまま無菌室として使用されます。


患者は、検査や処置以外の理由で、退室出来なくなります。
トイレは室内のを使用、お風呂は…入れません。清拭のみになります。

患者以外の入室者は、入室時、
・手の除菌
・ガウン着用
・キャップ着用
・マスク着用
・靴、履き替え
となります。
夜も付き添う親は、その格好で寝なければいけません。

両親と、担当看護師、主治医以外は、原則入室出来ません。
しかし、ほんの時たま、ガウンも着ないでフラリと入ってくる、お間抜けな看護師、業者もいます。

部屋の中の様子は普通です。
ベッドに、クリーンのビニールもありません。
枕元に、大きなアイソレーターはあります。

それと、食事は滅菌食。
専用のトレーごとアルミホイルで包み、加熱殺菌された食事です。
おやつも加熱処理されてきます。

正直、埃だらけ、です。
だから、アルコール綿や、除菌シートやら、色々自衛策を講じています。

一番閉口するのは、暑さ。
ドアや窓は開放出来ません。
この冬、まだ一度も暖房をかけていないどころか、12月まで冷房をかけていました。
私は未だに、無菌室用ガウンの下は半袖です。

やばいです。
無菌室について語りはじめたら、とまりません。


テレビを「テビリ」と言う四歳児ばかりと話していると、日本語を忘れそうで。
だから誰かと話したくて話したくて。

それにね、「さしすせそ」は未だに「しゃししゅしぇしょ」だし、「昨日」は「昔」だし………

え?寝ろって?

おやすみなさい。