日産NV350カスタムNo.28からの続きで、今回はいよいよ終盤とも言えるフェイスチェンジ編です。


当方のNV350は平成30年式なのでいわゆる2型後期となるのでフロントマスクを現行3型モデルに変更「フェイスチェンジ」してみる。


先ずは現在の状況はこんな感じで、フロントグリルをブラックギア仕様にマットブラック塗装してジャオス製スキッドバーを装着しているだけ。

これを現行3型に変更するにはフロントグリルとフロントバンパーが必要となる。


社外品(中華製コピー品)の安いものが販売されてはいるが、クオリティが低くピッタリと付かないので(以前購入して経験済)手直しに時間がかかり、結局は日産純正部品にすれば間違いない。


とりあえずグリルとバンパーは外す。

日産純正部品の現行3型のフロントグリル。

マットブラックに塗装をするならば上級グレードのプレミアムGX用(クロームメッキ)でなくてもよく、DXやVX用(シルバー)の方が価格も安く表面がツルツルしてないので塗装がのりやすい利点がある。


現行3型プレミアムGX用

現行3型VX用

因みに中古を買う場合には裏側にNISSAN&部品番号が印字されているので必ずチェック。

中華製コピー品にはそれが無い。

マットブラック塗装するため裏側のネジやピンをコネてモールやプラスチック部品を外す。

センター部分は最初からマットブラックなのでココは塗らずに残しておく。

手っ取り早く外さずに塗装しても問題は無いが、微妙にセンター部分とバンパー部分のフォグカバー周りのブラックの光沢感を合わせるため塗装せずに残しておきたい。

バラバラの部品だけをマットブラック塗装して、組み上げる。めんどくさがらずセンター部分と周りのブラック光沢感があえて違うので気品ある質感に。

ボディ同色に合わせたフロントバンパーが付くと更にフォグカバーの質感と塗らなかったグリルセンター部分との協調性が高まる。

グリルで唯一、現行と違うのは2箇所だけグリップピンの形状が異なる。


上側が現行、下側が2型後期。

現行は垂直ピンに変更された。

2型後期は日産車の多くに使用されているマイナスドライバーでひねって外すタイプのピン。

車体側もピンに合わせて形状が異なるので、2型後期のピンに差し替えると問題無い。

後は衝突軽減自動ブレーキのレーダー部分は外すとエラーチェックランプが点灯して車検不適合となり、位置も変更できない(変更するとエラー)ので現行モデルのバンパー下側部分をレーダーに合わせてカットした。

基本的には2型後期と3型現行のボディはE26型の同じ車体なのでさほどの加工は要らずに装着できる。ジャオス製スキッドバーも問題無く元通りに装着できた。

3型現行の純正オプションアルミホイールも装着しているのでパッと見ためだけでは2型後期だとはわかりにくい。

純正部品を多用したカスタムで4WDキャラバンが違和感無い上品な仕上がりとなった。

因みに車高は4WDということもありアウトドアで使用するイメージなのでダウンはせずにノーマル車高が良い。